~年収1千万を捨てて独立した男~

某予備校で勤務していたある年の10月、
人事本部長から1本の電話が。
「来年から年収1千万な」
それは昇格と昇給の辞令でした。
これまで自分なりに結果を残してきたと自負していましたし、それが認められたと感じられてとても嬉しかった瞬間でした。
けれど同時に、その電話は私に大きな決断を迫るものでもありました。
少し前から独立を考えていたからです。
人事本部長には正直に話しました。
考える時間もいただきました。
___出した結論は「独立」。
そして、それがケーズスタディの始まりでもあります。
ー独立した理由
独立を考えた理由は2つあります。
1つ目は「もっと生徒と本気で向き合いたい」と思ったからです。
もともとは現場(校舎)で校舎長を務めていましたが、
組織ですので出世すれば段々現場からは離れてしまいます。
それはそれでやりがいのある仕事でしたが、
生徒の成長と合格を間近で見ることこそが
やりがいそのものだった私にとって、
そのやりがいから離れていくことに寂しさが残りました。
「自分なら生徒とこういう風に向き合って合格に導くのに。」
属人的な考え方ではありましたが、他の現場を管理していると
そういうことばかり考えていました。
2つ目は「もっと合格のためにできることがあるのに」と思ったからです。
大きな組織でしたので、何か変化を起こすにも労力と時間が必要になります。
世の中の受験事情や勉強ツールが目まぐるしく変化する中、
自分たちの変化が遅れていては生徒の合格が遠のきます。
「それでは自分の存在意義がないじゃないか。」
そんな負の感情との葛藤もありました。
アイディアは色々湧き出てくるので
とにかく試したい、実現したいという想いが強くありました。
総合すると、私は職人気質なんだと思います。
理想を実現するために、やれることをとことんやる。
それができるのが「独立」という道でした。
ー何事も熱量が大事
今回の独立当初から私の中でテーマでもあり
大事にしているのが「本気」です。
生徒にも日々伝えていますが、
熱量がない受験勉強は
燃料のない車を運転するようなものです。
ゴールに辿り着けるはずがありません。
だから生徒にも熱量を持ってほしいです。
そして、生徒を先導する私が本気でなければ
生徒を引っ張っていけるはずもありません。
予備校は生徒と先生が本気だから
合格に近づける環境なんだと思います。
独立にあたって多額の借金もしました。
もはや背水の陣です。
けど、これで成功したらカッコイイじゃないですか。
生徒にそんな姿を見せてやりたいじゃないですか。
だから私は熱量MAXの本気なんです。
ー開校1年を終えて
数多くの合格者が出てくれて、
みんなの喜んでいる顔が見れて、
やはりこれが私にとってのやりがいだと
改めて感じることができました。
自画自賛ですが
GMARCH以上の合格率80%
というのは快挙中の快挙です。
他の予備校と比較しても類を見ない結果だと思います。
この場をお借りして心からの感謝を申し上げます。
(そして、みんな本当によく頑張った!!!)
とはいえ、良い結果を残せなかった生徒がいることも事実です。
『全員第1志望校合格』
これがどれだけ難しいことなのかは
嫌というほど経験してきましたが、
やはりこれが最高到達点だと思います。
2年目、結果に驕ることなく今年度も本気で走り切りたいと思います。
ケーズスタディをよろしくお願いいたします。
