忖度なし!予備校経営者が語る塾・予備校の失敗しない選び方|合格に近づくために

塾・予備校の選び方
目次

失敗しないための本当の基準

大学受験を考え始めると、多くの人が最初に悩むのが

「塾や予備校はどこを選べばいいのか?」

という問題です。

大手だから安心
料金が安いから
みんな通ってるから

といった理由で塾や予備校選びをする人が散見されます。

しかし、
実際に塾・予備校を経営している立場から言うと

塾選びの本質はそこではありません。

この記事では

合格の確率を少しでも上げるという観点から

塾・予備校の本当の選び方

を忖度なしで解説します。


まず結論:どこの予備校を選んでも間違いではない

最初に結論から言います。

意外かもしれませんが

どこの塾・予備校を選んでも間違いではありません。

なぜなら

どの塾・予備校でも合格はできるから

です。

大手予備校でも
地域の塾でも
個人塾でも

必ず合格者は出ています。

つまり

どこでも合格は可能

ということです。

正しく言うと

その塾・予備校がその生徒に合っていたから合格している

と言っても過言ではありません。


本当に大事な基準

なので

塾・予備校選びで大事な基準は

『自分に合っているかどうか』

です。

納得はできると思います。

でも、そう言われても

何が合っている or 合っていない

なのか分からないですよね。

なので、以下のような視点から

判断していくと失敗は少ないと思います。

合っているかを見極めるポイント

ポイントは

『自分がどこなら本気になれるのか』

『本当に自分に必要なものは何なのか』

です。

自分がどこなら本気になれるのか

私が一番大事だと思うのはまさしくこれです。

経験したことがある人は共感できると思いますが

人は本気になった時が最強です。

本気で練習した
本気で勉強した
本気でダイエットした
本気で恋をした

本気になった時、

無我夢中で、

他人が何と言おうと、

それだけを考えて、

不安もあったけど、

とにかくがんばった。

そんな状態だったと思います。

精神論的な話になりますが

それでもやはり物事の成功には

精神面が大きく影響します。

なので

ここなら本気で頑張れる

と思うところでやるのが1番です。

きっかけは何でもいいと思います。

・授業が面白い
・先生が熱い
・自習室の雰囲気がいい
・ライバルが多い
・管理してもらえる

大事な人生を賭けた受験です。

だからこそ本気で臨める場所を選んで

本気でやり切ることです。

本当に自分に必要なものは何なのか

一方で論理的に考えることも重要です。

限られた期間の中で
最高のパフォーマンスを発揮する。

それには遠回りをしている余裕はありません。

受験は
勉強法
知識量
演習量

環境

などで決まります。
(最後は”運”が影響することもありますが)

・効率の良い勉強のやり方
・インプット
・アウトプット
・高い完成度
・長時間の集中

どれも必要なものですが

特に注意しなければならないのが

インプットとアウトプットのバランス

です。

インプット=知識を入れる

授業を聞いたり、
参考書の講義部分を読んだりして
とにかく知識を入れることを指します。
スポーツなんかだと、
監督やコーチから、
体の使い方、動かすタイミングなど
を教わることです。

アウトプット=演習をする

復習をしたり、
問題を解いたりして、
とにかく演習をすることを指します。

スポーツなんかだと、
教わったことを実践してみたり、
ひたすら練習することです。


この2つのバランスが、
受験結果には大きく影響します。

自分には
インプット重視で進める方が良いのか
アウトプット重視で進める方が良いのか


ここを軸に考えるのが
予備校選びで失敗しないための
大きなポイントになります。

知識があっても使いこなせなければ
意味がありませんし、
演習だけやっても
知識がなければ解けません。
どちらも大事です。

一般的に学習の手順は
①理解(知識を入れる)

②定着(身につける)

③応用(活用する)

の3段階です。
(わかる→やってみる→できる などとも表現)
①がインプット
②③がアウトプット
だと思ってください。

これらのどこに時間を多くかけていくのか
それによって完成の仕方が変わります。

塾・予備校の2つのタイプ

塾や予備校は大きく分けると

  • 集団授業型
  • 個別指導型

の2つがあります。

集団授業型

いわゆる大手予備校はこちらのタイプになります。
講師1人が複数の生徒に対して同時に授業を行う
形式です。
学校の授業に近いスタイルで、
同じ内容を同じペースで学びます。
決められたカリキュラムに沿って授業が進み、
板書や解説を聞きながら理解を深めていきます。
テキストはオリジナルのものを使用します。

授業で知識を入れるので
インプット重視
になります。

個別指導型

講師が生徒1人または少人数を担当し、
それぞれの理解度に合わせて指導する
形式です。
授業的な内容を個別指導するタイプと
演習を中心に個別指導するタイプ
の2つがあります。
進度を生徒ごとに調整でき、
質問や解説もその場で個別に行われます。
必要に応じて内容や演習量を
柔軟に変えられる指導スタイルです。
テキストはオリジナルのもの、
もしくは市販のものを使用します。

授業的な内容を個別指導するタイプは
インプット重

演習を中心に個別指導するタイプは
アウトプット重視

になります。

塾の説明を受けたら
どっちにより時間をかけてくれるタイプなのか
を考えてみると良いと思います。

インプット重視/アウトプット重視のメリット&注意点

それぞれにはメリットと注意点があります。

インプット重視のメリット

① 知識や理解を効率よく整理できる

講師が体系的に解説するため、
理解しづらい内容も整理して学べます。
重要ポイントや入試でよく出る部分を
まとめてインプットできるため、
知識を吸収しやすいです。

② 難しい内容を理解しやすい

独学では理解に時間がかかる分野でも、
講師の解説を聞くことで
考え方や解法の流れを理解しやすくなります
特に応用問題や入試問題の考え方を
学べる点は大きなメリットです。

③ 学習の方向性が分かる

入試に詳しい講師が
出題傾向や重要分野を踏まえて
授業を行うため、
「何を優先して覚えるべきか」
「どこで差がつくのか」
といったポイントが分かります。

インプット重視の注意点

①アウトプットの時間が減る

授業=インプットに時間がとられるので
復習・演習=アウトプットにかけられる時間が
減ってしまいます。

結果、理解してても解けない
という状況に陥ります。

②授業を聞いて満足してしまう

授業タイプの塾・予備校に通って
失敗する人の多くはこれです。
勉強した気になってしまい、
その後のアウトプットを疎かにしがち

になります。

③授業のペースが合わない場合がある

集団授業では決められたペースで進むため、
理解が追いつかない場合や、
逆に簡単すぎる場合でも
調整が難しいことがあります。
自分の理解度とのズレが生じることがあります。

アウトプット重視のメリット

① 知識が定着&得点力が身につく

インプットした内容を実際に使うことで
記憶が定着します。
問題を解く→間違える→復習する
というサイクルを繰り返すことで、
知識を長く覚えやすくなります。
問題演習を多く行うことで
実戦的な得点力が身につきます。

② 弱点がはっきり分かる

問題を解くことで、
理解できていない部分や
覚えていない知識が
明確になります。
どこを復習すればよいか
が具体的に分かるため、
効率よく学習を進めることができます。

③ 自分のペースでどんどん進められる

やればやっただけ進められ、
得意分野はカットでき、
苦手分野を重点的にやることも可能です。
ペースの調整がしやすく、
逆転合格しやすい
のが特徴です。

アウトプットの重視の注意点

① 基礎が不十分だと効率が下がる

基本的な知識や理解が不足している状態で
演習を進めても、解けない問題が多くなり
学習効率が下がります。
基礎固めをしっかりやることが大事です。

② 解説の理解が不十分になりやすい

問題を解くことに意識が向きすぎると、
解説を十分に理解せずに
次の問題へ進んでしまうことがあります。
理解して復習をしないと効果が薄くなります。

③ 個の戦いになる

自分との戦いになり、主体性が問われます。
自分を甘やかしすぎると、仕上がらないまま
あっという間に1年が過ぎます。

インプット重視が向いている人

いわゆる
・大手予備校
・集団授業タイプ
・授業的な内容を個別指導するタイプ
などのインプット重視には
以下のような人が向いています。

① 偏差値が高い

偏差値が高い人は
・問題演習をこれまでたくさんやっている
・基礎が仕上がっている
から偏差値が高いのです。
なのでインプット重視でも十分仕上がります。

② 理解力が高い

理解力が高い人は少ない演習量でも
要点をしっかり押さえられます。
なのでインプット重視でも十分力はつきます。
また、集団授業は全員同じペースで進みます。
理解が遅れると
・授業についていけない
・分からないまま進む
可能性があるので理解力が必要です。

③周りに大勢いる方が頑張れる

集団授業タイプは生徒数が多いのも特徴です。
また、志望校のレベルごとに授業があったりも
するので周りは同じ志望校を目指すライバル
になることが多々あります。
そういう環境下に身を置く方が頑張れる人は
向いているでしょう。

インプット重視が向かない人

逆に、以下のような人は向かないので
注意が必要です。

①志望校と現在の偏差値に大きな差

偏差値の乖離が大きい場合、
(例えば志望校の偏差値が65で
 現在の偏差値が50くらい)
必要なのは
圧倒的な演習量
です。
インプットの時間を多くとってしまうと
アウトプット(演習時間)が不足します。
その結果、演習量不足に陥り、
解く力がつかないまま本番を迎える可能性が
あります。

②自分で演習する習慣がない

授業を聞くだけでは力がつかないので、
自分でアウトプットする時間を設ける必要が
あります。
この習慣がない人は間違いなく失敗するので
通わないor習慣をつける
のどちらかです。

③スタートが遅い

集団授業では決められたカリキュラムで進みます。
スタートが出遅れた場合、
途中から参加することになり、
大事な部分が入っていないまま進めることに
なります。
もちろんそういう人へのフォローもありますが、
内容は薄く、間に合わないリスクも高いです。

アウトプット重視が向いている人

繰り返し、裏返しになる部分もありますが、
アウトプット重視、
つまり演習中心の個別指導タイプには
以下のような人が向いています。

①志望校と現在の学力に乖離がある

先述の通りですが、
偏差値の乖離がある人には
絶対的な演習量
が必要になります。
その時間を作ることが
最優先でやるべきことです。

②計画性が乏しい

個別指導タイプでは
・基礎の徹底
・苦手分野対策
・宿題の管理、調整
など、 一人ひとりに合わせた勉強設計
をしてくれます。

自分1人では計画を立てるのが苦手で
そのような設計を望む場合は、
個別指導タイプがよいでしょう。

③コツコツやれる

個別指導タイプの塾・予備校では
基本的に勉強は自分で進めます。
周りに影響されることなく、
目の前のものをコツコツやれる人は
アウトプット重視に向いています。

アウトプット重視が向かない人

以下のような人は向かないので注意が必要です。

①自分にとことん甘い

個別指導に限った話ではありませんが、
アウトプット重視で進めるには、
主体性が問われます。
・ちょっと壁にぶつかるとすぐ逃げてしまう
・明日からやろうが毎日続く
・やらない理由を作る

このようなタイプの人には向きません。

②スマホ依存

授業があればスマホに触ることはできませんが、
自分で勉強を進める場合はいつでも触れてしまいます。
勉強時は触らない、休憩時のみ触る
といったメリハリがないと
1日中スマホに触れることになります。

③コミュニケーションが苦手

個別指導では少なからず講師と対話をします。
自身の考えや想いを伝えられないと
指導が成立しません。
そういう方には向かない可能性が高いです

最近ではいろいろなタイプの塾・予備校があり
上記の定義ではおさまらないこともあるでしょう。
それでも軸になるのは
インプットとアウトプットのバランスです。
ここから考えるのが合格に近づく選び方です。

塾選びで気を付けてほしいポイント

経営者目線から見て
失敗しない塾・予備校選びのために
気を付けてほしいポイントがあります。

①正直、校舎長/教室長しだい

良い校舎/教室は
そこの長(おさ)しだいで決まる
といっても過言ではありません。
そこの管理者ですから。
管理者が優秀な校舎/教室は
合格実績や評判がいいです。
逆に、どんなにいいシステムの
塾・予備校であっても、
管理者が優秀でなければ
結果が伴いません。
システムだけで選ぶのではなく
そこの校舎/教室に足を運んで
校舎長/教室長の人柄を見極めてください。

②個別指導型は料金が高くて当たり前

サービスにおいて料金は
「原価」に左右されます。
※原価:製品の製造やサービスの提供にかかった費用
塾・予備校の原価としては
人件費、広告宣伝費、家賃、教材費、
システム利用料などが含まれます。
個別指導型は人件費がかかります。
1人1人に講師がつくわけですから。
なので、個別指導型は料金が高くなりがちです。

③トータル費用を必ず確認

入塾してから別途費用が色々かかった
なんてことも珍しくありません。
年間のトータル費用を確認しましょう。
・テキスト代
・模試代
・季節講習代
・入会金
・設備費
などが別途でかかる可能性があります。

選んだあとのアドバイス

それでは、塾・予備校を選んだあと
失敗しないために
どういう点に気を付けるべきかを
お伝えします。

インプット重視を選んだ場合

①理解不足はその日中に解消

 授業でわからなかったところは
 必ずその日中に調べたり、
 チューターに質問したりして
 わかった状態にしてください。
 次回以降の授業の理解度に大きく影響します。

②復習をする

 習った内容は必ず復習をしてください。
 人は忘れる生き物です。
 復習をしないとすぐ記憶から抜けます。
 おすすめのタイミングは
 ・授業直後
 ・授業の3~4時間後
 ・寝る前
 です。
 時間を空けて何回も復習することで
 記憶が定着します。

③演習をする

 この時間をとにかく多くとることです。
 授業で習ったことを思い出しながら
 問題集などを使って、 授業のレベルと
 同レベルの問題を解くようにして下さい。
 苦手分野は特に多く実施すること。


アウトプット重視を選んだ場合

①インプットを雑にしない

 インプットあってこそのアウトプットです。
 理解できてるかどうかをチェック
 してください。
 チェック方法としては
 自分で説明できるかどうか
 です。
 文字の暗記ではなく、
 納得して内容を説明できているのであれば
 理解度として十分です。

②時間をかけすぎない

 1語覚えるのに
 1問解くのに
 時間のかけすぎはよくありません。 
 特に基礎固めのタイミングは
 解き方を覚えることが重要です。
 なので分からないときは
 すぐ答えを見て、解き直して
 解き方を覚える時間を多くとりましょう。

③苦手科目を放置しない

 苦手科目は後回しにしがちです。
 結果、苦手が苦手のまま進みます。
 苦手科目は午前中や放課後すぐなど
 1日の勉強の前半に持ってくるように
 しましょう。

まとめ

塾選びで失敗する人は

何も考えず
・大手だから
・友達が行っているから
・安いから

などで決めてしまいます。

しかし本当に大事なのは

自分に合っているかどうか

です。

そして

ここなら本気で勉強できる

と思える環境を選ぶこと。

それが合格への一番の近道です。

後悔のない受験生活を送ってください!

迷ったらケーズスタディに相談

勉強、志望校など受験に関するお悩みがあれば
ぜひお問い合わせください。

ちなみに上記の話でいうと
ケーズスタディは
アウトプット重視の管理型個別指導
タイプです。
目標と乖離があって逆転合格を狙いたい
という方はぜひお越しください。

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